どうもこんにちは。ふっくーです。
シャドーイングで口が回らず困っていましたが、今では話せるようになりました。
今回はその経験を元に以下の内容を書いていきます。
・シャドーイングで口が回らない原因
・具体的な改善方法
なおこの記事を書いている僕は、英語が好きでTOEICで830点を19歳の時に取得し、留学も1年行きました。わりかし英語漬けな人間なので、信頼性の担保になればと思います。
シャドーイングで口が回らない原因
以下の通りです。
- 口を動かせてない
- 教材がシャドーイングに適してない
- 発声のタイミングが悪い
- 2つのことの処理に慣れてない
では解説していきます。
口を動かせてない
昔の僕は知りませんでしたが、英語は口を大きく動かす言語です。
少し以下の動画をご覧ください。
日本と英語の街頭インタビューの比較です。ちょっとわかりにくいかもですが、全体的に日本人の方が口があんまり動いてないのに対して、英語だとはっきりとしてますよね。
なので、日本語の感覚で話してしまうと口が回りにくくてですね。
大きく動かすべきなのに小さくしてしまってるので、どうしても話しにくいです。
実際に昔の僕も、「I like to play bas…baseball」みたいに言葉に詰まることがよくありました。
口が動かせてないのが口が回らない原因の1つです。
教材がシャドーイングに適してない
シャドーイングするなら教材も大事になります。
以前の僕はYoutubeや映画で練習していたのですが、実は難易度高めです。
- 読むスピードが速い
- 会話の間がない
- 語彙も難しめ
という感じなので、シャドーイングには向かないのかなと思います。
「He said that she did…あーもう話してるやん。てかそもそそもなんて言った?」という感じになり、口が回らなかったです。
もう少しシャドーイングに適した教材を使うべきですね。
タイミングが悪い
要はどこで読み始めるかということですね。
昔の僕は、「It was a good…」と会話が始まってすぐに「It was…」と発声していましたが、これも難易度高めです。
慣れてきたらこれでいけますし、効果も高いのですが、最初は口が回らないのかなと。
もう少しゆっくり聞き取ってから挑戦すべきです。
2つのことの処理に慣れてない
そもそもですが、シャドーイングって「聞きつつ話す」という2つのことを同時にしています。
なので、この作業に慣れてないうちは口が回らないです。
僕も最初は音声を聴くのに精いっぱいだったし、話す方に意識を向けると逆に聞き取れない…という状況でした。
ですが、継続しているうちに自然と言葉に詰まることが減っていった感じです。
なので慣れ不足も原因になります。
補足:発音はあんまり関係ない
発音ができないと英語も話しにくそうですが、実はそうでもないです。
確かにネイティブ発音で話せた方がスッと喋れると思います。でも日本語発音でペラペラな人がいるのも事実でして。
実際に僕の友人は、日本語発音でアメリカ人と議論し、外国人と付き合っていたこともありました。
実際に会話を聞いてもとても流暢です。発音矯正した僕よりうまいんじゃないですかね。
なので、発音の良し悪しはシャドーイングで口が回らないとはあまり関係なくて、口の動かし方や教材の質といったことの方が大事かと思います。
まずは発音意外に目を向けてみましょう。
ある程度口が回ると自然と発音も上手になりますので。
【楽勝】シャドーイングで口が回らないときの対処法
僕は以下をして改善されました。
- 口を大きめに動かす
- 文の切れ目で発声する
- 教材を質のいいものにする
- ひたすら練習して慣れる
ではそれぞれ見ていきます。
口を大きめに動かす
上記で書いた通り、英語は口を大きく動かす言語で、小さめだと話しにくいです。
なのでまずは口を大きく動かしましょう。
僕は「普段の5割増し」くらいの意識で話すようにしてから、スッと話せるようになりました。
音の繋ぎがスムーズになるので「he did…what she…」みたいに所々で詰まりません。
なのでまずは口を大きく動かして練習してみて下さい。
なお、どれくらい動かすかですが、色んな度合いを試すと「このくらいが話しやすいな」というポイントがあるので、そこを見つければOKです。
3日もあれば掴めると思います。
とはいえですね。何でもいいから大きく口を動かせばいいわけではありません。
逆に口が回らないですし、実際に動画とか見てもらえるといいですが、動きが小さい部分もあります。
大事なのは「強弱を付けること」です。大きく動かすとこは動かし、閉じ気味なとこはそうしてみてください。
これで流暢に話せます。
基本的に
- アクセントが来るとこ
- 強調して読む部分
の2つで口を大きく動かし、その他は小さめです。
ここを意識しつつ強弱を付けて話してみましょう。
文の切れ目で発声する
上記の通り、シャドーイングのタイミングはすごく大事です。
そこでおすすめなのが、文章の切れ目で発声を始めるという方法です。
要は「.」や「,」が付いたとき、音声で一呼吸置かれたときに話し始めるということです。
これで文章をしっかり聞き取って余裕を持って望めるので、口が回らないことが減ります。
具体的に例で見てみましょう。以下をご覧下さい。
You were my brother, Anakin. I loved you.
スターウォーズ・オビワンの名台詞
「スターウォーズ」という映画の有名なフレーズですが、この場合、「You were my brother」まで聞き取って話始め次に「Anakin」まで行けば発声するという感じです。
これを繰り返していって自然と英語に慣れていきますよ。
上記の感じで練習してもらうと、結構慣れてきて余裕をもって話せるようになると思います。
そうなればタイミングを元に戻しましょう。
やはり発声直後から話し始める方が効果が高いのですので。
僕は区切りの1語前まで聞いて話して、慣れたら2語、3語と発声直後に近づけていきました。
これで「聞きつつ話しても口が回る」という状態にできて、シャドーイング本来の姿になります。
なお、1語、2語と書いてますが、ざっくりでOKです。「少しづつ戻していく」ということができてれば問題ありません。
教材を質のいいものにする
映画とかYoutubeは楽しいですが、教材としては上級者向けです。
なので慣れるまでは「シャドーイング用の教材」を使用しましょう。
しっかりと間があり、スピードもゆっくりで、語彙もちょいムズくらいなので、自分に合ったレベルで練習できます。
そして徐々にレベルアップできるので、口が回らないことを効率よく減らせます。
初めから難しい教材で挑むよりも簡単なとこから始めた方が、最終的にスラスラ話せます。
英語力も伸びやすいです。
「スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)」というアプリでやるのがおすすめです。
テレビとかでCMもしてますね。
僕も使ってますが、
- レベル別に音声を選択可能
- 速さを調節可能
- 日常会話に特化(スラングなど)
という感じなのでシャドーイングにはベストです。Youtubeや映画でやるよりも効果が出やすいと思います。
気になった方は以下の記事で詳しく解説してるのでどうぞ。
ひたすら練習して慣れる
これで最後ですね。
上記で説明した通り、基本的にシャドーイングは聞いて話す高度な練習なので、慣れも必要になります。
とにかくたくさん練習しましょう。
僕の場合、1日30分ほど練習したら2週間くらいで少し口が回り始め、3ケ月もすれば結構できていました。
聞きつつ話す作業に口や脳の処理が追い付いて言った感じです。
なので、今は辛いかもですが、頑張って継続すればOKです。
上記で説明した方法を取り組んでもらえれば、実感できると思います。
基本的に英語も言語なので、練習すれば上達します。
個人差はありますが、入試やスポーツみたいに努力が報われないことは無くて、練習すれば成果は出るはずです。
僕も最初は成績5中の2でしたので。
なのでシャドーイングの練習に淡々と励みましょう。
シャドーイングで口が回らないのは簡単に治せる
以上が今回の内容でした。
基本的にシャドーイングで口が回らないのは、口の動かし方やタイミング、教材が悪く、慣れてないことで起こります。
それを上記の方法で改善できれば、スッと話せるでしょう。
僕でも上達できましたので皆さんでも大丈夫なはずです。
まずは教材変更から始めてみましょう。一番手軽に効果が出せるのかなと思いますので。
では最後までお読みいただきありがとうございました。