【初心者向け】洋書の読み方を分かりやすく解説【書き込み+ノートがいい】

どうもこんにちは。ふっくーです。

2年間ほど洋書を読んでいます。おかげでTOEICは830点を超え、英語講師として働くことができました。

その経験を踏まえ、以下の内容を話します。

この記事の内容

・洋書の効果的な読み方
・効果を上げるための知識


初心者向けの効果的な洋書の読み方

以下の様にしましょう。上から順番にすればOKです。

  • あらすじを調べる
  • 冒頭から読み始める
  • 分からない部分を推測して読む
  • 答え合わせ+ノートにメモ
  • サッと音読する



ではそれぞれ解説していきます。

あらすじを調べる

まずはあらすじを調べましょう。

あらすじを先に知っておくことで内容が頭に入りやすくなり、学習効果が上がります。

少し例を出してみましょう。

ハリーポッターを読むとして、

  • ハリーという青年がいて
  • ホグワーツに入学する
  • 魔法使いの話



みたいなことを知っておく方が、スッと入ってきますよね。

逆に上記のような前知識無しだと、「なんでいきなり魔法が出てきたの?」みたいに混乱して読みずらいはずです。

なので、あらすじは事前に調べておきましょう。

「本のタイトル あらすじ」という感じで検索すれば、簡潔なのが出てくるのでそれを読んでおくといいかと思います。

専門書なら構造を理解すべき

専門書以外の人は飛ばしてOKです。

見出しの通りですが、専門書なら構造を理解して読みましょう。決まった型があります。

僕が留学時に読んだものは以下のような感じでした。

  • 主張
    →日本は安全な国です
  • 根拠
    →犯罪率は世界的に見ても低い
  • 具体例
    →他国と比較するとこんな感じ
  • もう一回主張
    →なので日本は安全



「主張→理由→具体例」の繰り返しで文章が構成されているので、それを意識しておくと、話の展開が予測できて読みやすいです。

冒頭から読み始める

あらすじが読めれば次は冒頭から読み進めていきましょう。

ここは工夫せずシンプルでOKです。

冒頭のごちゃごちゃは飛ばしてもいい

洋書にもよりますが、すぐに話が始まらずに、他のことが書いてある場合があります。

具体的には

  • 著名人の感想
  • 著者によるほんの協力者への感謝



とかです。日本のでもたまにありますよね。

この辺は読んでも意味ないというか、内容に関係ないし、逆に混乱することもあったので飛ばしてOKです。

内容の始まりは「chapter1」みたいに記されてるので、そこから読み進めましょう。

分からない部分を推測して読む

冒頭からダーッと読み始めると、おそらく理解できない部分が出てくると思います。

知らない語彙や構文とかですね。

そのときはそこを推測して読んでみて下さい。

これで推測する力が付くので、読解力が向上します。少々謎な部分があっても、内容が理解できるようになりますよ。

僕が実践していた読み方

僕は分からない部分が出たときは以下の様にしていました。

  • 語彙なら前後の分を読んで推測
  • 文構造なら分解する



少し説明しますと、まず語彙で分からない部分が出たら、前後の文章を読んでそこから予想していました。

そして分構造なら「SVOで、これがここを修飾していて、that節が…」みたいな感じで、文章をバラシて理解しやすいようにしてました。

ちょっと面倒な読み方ですが、推測力が付くと、初見の文章が読みやすくなるので、頑張りましょう。

答え合わせ+ノートにメモ

次は分からない部分の答え合わせをして、ノートにメモを取ります。

こうすることで、語彙力や文法への知識を高めて、さらに英語力を高めることが可能です。

具体的な方法ですが、シンプルに「〇〇 意味」という感じで検索しましょう。意味が出てきます。

そしてその次にノートに「英語 日本語」の順でメモを取ってください。

僕は以下のようにしていました。



これで「知らなかった知識ノート」が完成するので、単語帳の様に定期的に見返してみて下さい。

なお、赤シートで隠したければ、英語を赤字で書いておくといいですよ。

注意:結論に達してから調べましょう

昔の僕はあまりしてませんでしたが、理解できない部分を調べるときは、ある程度の答えに至ってから調べましょう。

すぐに調べちゃうと推測力が付きませんので。

「まあこういう意味かな?」くらいの予想が付くまでは考えるべきかなと思います。

全く予想がたたない場合はしょうがないですが、できるだけ思考してみて下さい。

慣れてくると結構当たりますよ。

サッと音読する

できそうならでいいですが、最後に音読をしてみましょう。

発音の練習にもなりますし、文中で出会った語彙の定着率も上がります。

具体的な読み方ですが、「読んだ分を音読する」でOKです。特に難しいことはしなくて問題ありません。

僕もしてましたが、上記でも書いたように、単語や熟語が覚えやすくなったので、気が向けばどうぞ。

洋書の読み方と合わせて知っておくべき知識

読み方にプラスで補足しておきます。学習効果が上がります。

内容は以下です。

  • 洋書を読むならKindleがいい
  • 書き込みをすると便利
  • 自分のレベルに合ったものを選ぶべき
  • 語彙力は高めておくべき



それぞれ軽めに見ていきます。

洋書を読むならKindleがいい

KindleはAmazonが運営する洋書が読めるアプリです。

英語学習にはぴったりですね。

  • 月額980円
    →紙の洋書をだと1冊2000円くらい
  • 何万冊もの洋書が読み放題
  • 英語学習機能が充実



という感じで、コスパ良く洋書を読み、紙の本より学習しやすい環境が手に入ります。

Kindleの方が英語力は伸ばしやすいかなと。

以下の記事で、僕が実際に使ったレビューを英語学習の視点からしているので、参考までに。


書き込みをすると便利

書き込みを活用してみてもいいですよ。

アンダーバーを引いたり、まるで囲ったり、とかそういう感じです。

僕もしてますが、書き込むと頭の中が整理できるし、一目で必要な情報を補えるので、英語の読解力上がりますよ。

僕が実践した書き込み方法

以下の通りです。

  • 分からない単語を丸で囲む
  • 文章の構造を書く
  • 内容をページの端にメモる



絵で見てみると以下の感じ。



それぞれ説明しますと、まずは分からない単語を丸で囲んでいました。後々調べるときに、探す手間が省けます。

次に文の構造を書いてました。SVOとかそういうのです。長い文章や、複雑な構文のものでそうしてあげると、理解が深まります。

そして最後に内容をページの端にメモしてました。バーっと読んでるだけだと、理解が追い付かなくなってきて、内容が分からなくなってくるのでそうしてました。内容を整理しながら読みやすいです。

という感じで僕は上記の3つの書き込みをしていました。

ちょっと洋書が汚れるのが嫌かもですが、英語力は上がりやすいはずなので、気が向けばどうぞ。

自分のレベルに合ったものを選ぶべき

昔の僕はやたら難しい洋書ばかりを読んでいましたが、実はちょっと非効率です。

知らない単語だらけだし、文構造も謎過ぎて、読んでるというより「常に分からない部分を調べてる」という感じでした。

これでは単なる調べ学習ですよね。

リーディングのスピードを上げたり推測力を付けたり、とかはできません。

置き換えて考えてみると分かりやすくて、「ロシア語書かれた進化論の本」みたいなのを読んで、ロシア語が上達すると思いますか?

これと同じことです。

読める範囲の本から段階的に難しくしていくのがいいと思います。

「ちょっと難しい」くらいが学びがあるので、その辺から始めましょう。

語彙力は高めておくべき

僕の持論なのですが、基本的に語彙力は高めておくべきです。

というのも洋書は語彙の練習で使うといいので。

ちょっと思い返してもらいたいのですが、英語って使って初めて覚えますよね。

会話したり、リスニングで聞いたり、そして本で読んだり。

なので、単語や熟語は前もって知っておくべきでして…洋書は練習台にするのがいいです。

洋書で知らない単語を知る場として使うよりも、知ってる単語の確認の場として使う方が学習効果は高いかなと思います。

僕自身、単語帳を買ってそれを先読みしてから、洋書に手を伸ばしてまして、語彙の定着率は高まってますよ。

確かに新たな語彙の獲得も大事な役割ですし、洋書でしか出会えないものも多いです。

ですが、前もって知っておくことで語彙力が付くスピードが速くなるので、ぜひどうぞ。

楽しさも上がる

まあ当たり前ですが、語彙がある方が色んな洋書に触れれますよね。読みたいものを読めます。

その方が断然楽しいです。

昔の僕はそうではなかったのですが、ハリーポッターやダビンチコードが読めなくて、謎の面白くない初心者向けな本を読んでました。笑

読み方もそうですが、楽しさも大事なので、そういった点でも語彙力は高めておいて損はないです。

洋書の読み方をマスターして英語力を爆上げさせましょう

以上が今回の内容でした。

上記で説明した洋書の読み方を実践してもらえれば、英語力は格段にのびると思います。

知識が溜まるし、読むスピードが上がるし、読解力も付いて有益です。

まずは1冊手に取ってみましょう。

僕は読書は苦手ですが、それでも結構楽しめましたので。

では最後までお読みいただきありがとうございました。

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