どうもこんにちは~。
ふっくーです。
歌ってみたをやってみたいけど、始め方が分からない。どうすればいいのかな?始める際の注意点は?
こういった疑問に答えていきます。
・歌ってみたの始め方
・始め方以外で知っておくべきこと
なお、この記事を書いている僕は現役の作曲家で、歌をレコーディングしたことも何回もあります。
今回はその経験を元にお話していきますね。
歌ってみたの始め方を解説します
以下の手順の通りです。
- 機材を揃える
- ボーカルを録音する
- ミキシングをする
- 動画と音声を合体させる
- 投稿する
よく分からない単語もあるかもですが、以下で詳しく見ていきますね。
機材を揃える
まずは始め方の一歩として機材を揃えましょう。
必要なものは以下の通り。
- パソコン
- DAW
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- コンデンサーマイク
- ポップガード
という感じです。
詳しくは以下の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
幸か不幸か、僕の経験上、機材の良さ=曲のクオリティーです。
高いものを使うほど音質はよくなりますし、事実、有名な歌い手さんはみんな、それなりの値段の機材を使用しています。
僕も機材は万を超えてますね。
ここでケチると曲が終わります。
なので、お財布には痛いかもですが、最低でも1つの機材につき、万はかけるようにしましょう。
僕の主観ですが、TwitterやYoutubeで歌ってみたを上げている人を見る限り、駆け出しの歌い手さんは音質が悪いですね…。
機材にお金がかかっていない証拠です。
なので、機材にお金をかけるだけで、かなり頭一つ抜けた存在になれますよ。
ボーカルを録音する
機材が揃えば、早速ですが歌を録音しましょう。
手順は以下の通り。
- PCにDAWを導入
- 機材をセッティング
- 録音する
これだけですので、説明していきます。
まずはPCにDAWをインストールしていきます。
「DAWって何?」という方向けに軽く説明しますと、一言で言うなら「DAWは作曲・録音・ファイルの書き出しができるソフト」です。
意味不明かもですが、録音に使うものということを、分かっておいてください。
ちなみに僕が使ってるDAWはこんな感じです。参考までに。
オーディオインターフェースにPCとマイクを繋ぎます。
ただただ線を差し込めばいいだけですので、ご心配なく。
上記が終われば準備完了ですので、実際に録音していきましょう。
やることは単純で
- DAWを起動
- マイクに向かって歌う
ということをしてもらえればOKです。
録音する際のアドバイスなんですが、個人的には、本家様の曲を聴きながら録音するのがいいかなと思います。
僕の経験上、音程が安定しやすく、自信を持って歌うことができるので、声の質がとてもよくなります。
逆に、本家の曲を聴かない場合は、カラオケみたくボーカル無しで歌うことになるので、結構難しいんですね。
僕もやりましたが音程が一切合いませんでした。(笑)
ですので、歌ってみたの録音は、曲を聴きながらやりましょう。
ミキシングをする
「ミキシングとは?」と思われるかもですが、要は、曲の調整作業です。
具体的にやることは以下の通り。
- ボーカルの補正
- エフェクトの適応
- 音源と合わせる
- 音声ファイルとして書き出す
それぞれ説明していきます。
見出しにもありますが、ここが歌ってみたの作業で一番大事です。
本当に大事です。マジで。
ここで出来上がる作品の出来が多くく左右されます。
具体的にやることは以下の4つです。
- ピッチ補正(音程合せ)
→音程がずれてるヵ所を直します - タイミング補正
→タイミングがずれてるヵ所を直します - ノイズ除去
→いらないノイズを除去します(息を吸う音など) - 音量調整
→歌声の音の大小を少なくします
特にこの中でもボーカルのの音程とタイミングの修正がとても大事で、ここを上手にできると、歌ってみたのクオリティーが上がりますよ。
駆け出しの歌い手さんはできてないことが多いのでチャンスです。
残念ながらボーカル補正は少し大変です。泣。
まず、曲作りに耳が慣れてないと感覚がつかめないですし、DAWを複雑に操作する必要があったりします。
僕も始めは全然上手にできなくて苦労しました。
おそらく最初の1ケ月くらいはここで苦戦するので、そういうつもりでいましょう。
お次は録音したボーカルにエフェクトを適応していきます。
例えば、声が響くような感じにしたり、デスボイスっぽくしたり、と様々です。
具体的に適応すべきエフェクトは以下です。
- ダブリング→声を強化します
- コーラス→声に広がりが出ます
- ディレイ→エコーがかかります
- リバーブ→響きます(お風呂で歌ってる感じ)
とりあえずは、この4つをかけましょう。
いつでも全部かければいいわけではなくて、曲や雰囲気に合わせてやってみてくください。
上記でボーカルの処理は終了なので、ここからは音源と声を合わせる作業に入っていきます。
やることはこちらもシンプルで、
- DAW上で音源とボーカルを並べる
- 両者の音量調整
ということをすればOKです。
これが終われば曲が完成します。
最後に音声ファイルとして曲を書き出します。
- wav
- mp3
のどちらかでやりましょう。
僕はいっつもwavファイルに書き出しています。
動画と音声を合体させる
音声ファイルを書き出せたら、次は動画と合体させていきます。
もし許可がもらえれば本家様の映像を使用してもいいですし、無理なら静止画にしましょう。
どっちどもOKです。
単に画像だけだと視聴者は飽きてしまいます。
ずっと画像が表示されてるだけですからね。
僕も歌ってみたの動画を拝見しますが、伸びてない動画に限って歌詞がありません。
なので、歌詞は表示させてください。
以下がおすすめです。
- iMovie→Macユーザー向け・無料
- Davinchi Resolve→Windows・Macユーザー向け・無料
- Prepere Pro→ガチでやる人向け
という感じです。
僕も全部使いましたが、やっぱりPrepere Proがダントツで一番ですね。
とはいえ予算のこともあるでしょうし、歌詞を入れるだけならまずは無料ソフトでいいと思います。
投稿する
おめでとうございます。
ここまで来ればやっと歌ってみたを投稿できます。
露出は増えた方がいいので、両方に上げましょう。
投稿方法は以下からどうぞ
歌ってみたの始め方以外で知っておくべきこと
少し補足ですが以下のことをお話していきます。
- 著作権には細心の注意を払うべき
- ミックスは自分でやるのが理想
- 顔出しはできればすべき
ではそれぞれサクッと見ていきます。
著作権には細心の注意を払うべき
本家様のサイトだったりYoutube、ニコニコのチャンネルページに記載されているので、著作権に関することを確認してからやりましょう。
特に
- そもそも歌ってみたはOKされてるのか?
- 音源は使用していいのか
→営利目的はアウトなこともあります - 音源の改変はOKなのか?
この3点は注意するようにしてください。
僕は著作権の専門家ではないので、以下の記事を参考にしてみて下さい。
これは僕の考えですが、あくまでも歌ってみたをさせてもらってる立場で、本家様の言うことには従うべきです。
僕の体験談なのですが、一度Youtubeに曲を公開したことがありまして、ある日突然コメント欄で「使わせてもらいます。」と言われました。
普通にOKしたんですけど、むっちゃ一方的で嫌な気持ちになりました。
「頑張って曲作ったのになんやねん!!」という感じです。泣。
なので、本家様の曲には敬意を払いましょう。
気持ちよく歌ってみたをするためでもあります。
ミキシングは自分でやるのが理想
他のサイトとか見てると、ミキシングは他人に依頼すべきと書かれていますが、僕はそうは思いません。
理由はお金がかかるから。
1曲5000円前後くらいが相場なので、月4曲仕上げるだけでも2万円かかります。
これから先も依頼していくとなると地獄ですね…。
なので、ミキシングは自分でできるようになりましょう。
顔出しはできればすべき
事実、顔出しをする方が、動画が伸びやすいです。
以下をご覧ください。
再生数も登録者もえぐいですね。
歌ってみたで顔出しをしてる人は少ないですが、だからこそ顔を出せば、他の歌い手さんとの差別化に繋がります。
なのでやるべきではあります。
とはいえ、もし有名になればプライバシーが消滅するかもなので、しないのアリです。
僕も動画を投稿したときは顔は出してませんでした。
歌ってみたの始め方をマスターして歌い手になろう!
以上が歌ってみたの始め方の解説でした。
現代は何がバズるか分かりませんので、まずは行動してみることが大事です。
あなたにもその可能性はあるはず。
ぜひ上記の始め方に沿って、歌い手として活動を始めましょう。
僕の経験上、やらなくて後悔はしても、やって後悔はしません。
では良き歌ってみたライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!