【経験談あり】Webライターはきついのかを解説!効率よく稼ぐ方法も紹介

ふっくー
ふっくー

こんにちは。Web系のフリーランスのふっくーです。

最近はWebライターになる人が増えています。僕が聞いた話だと、クラウドソーシングサイトに登録している人の約半数がライターなんだとか。

わりと人気な職業ですが、ネットを見ていると「Webライターしんどすぎる」みたいな話をよく耳にします。

果たしてそれは真実なのでしょうか、、、?

この記事では「Webライターってしんどいの?」という疑問に回答していきます。

なお、この記事を書いている僕はWebライターとして2年ほど働いた経験があります。現在はフリーのWebディレクターとして働いており、ライターさんに仕事を振る立場にいます。わりとこの業界には詳しいかと思います。また、双方の経験を踏まえつつ解説していくので参考になれば幸いです。

Webライターはきついのか?

結論、副業orスキルのある本業だとしんどくない、スキルがないとしんどいって感じです。

副業でライターをする場合、わりと余裕を持って働くことができます。

  • 書く本数を自由にコントロールできる
    →生活ががかっていないため
  • 嫌なクライアントはすぐ切れる
  • 挑戦して稼げなかったらすぐやめてもいい

って感じなので、あんまりプレッシャーを感じずに仕事できます。加えて、スキルがあれば1記事で2万円とかも全然可能ですし、自宅やカフェなど好きな場所で仕事できます。

他の副業に比べると全然楽なんじゃないかなと思います。

そして、専業でライターをするにしても、先ほど触れれたようにスキルがあれば1記事2万円くらい稼げます。そして、僕の経験上、執筆スピードも慣れてくれば早くなるので、1日4時間労働とかで終わってました。

もちろん、「生活がかかっている」というプレッシャーはありましたが、複数のクライアントと契約すれば安定して稼げます。基本的にスキルのある人なら副業でも本業でもしんどくないでしょう。

でも、スキルがなければ「毎日文字を大量に書く」って感じになるのでしんどいです。そして報酬も低いので、時給にすると300円/1hみたいなことも普通にあると思います。

副業であれ、本業であれ、結構きついんじゃないかなと思います。

【口コミ】他のWebライターさんはきついと感じている?

僕以外のライターさんの口コミも見てみましょう。

「稼げない」「文字単が低いとつらい」「ストレスが多い」などの口コミがありました。

次の項目では、Webライターがきついと言われる理由より詳しく見ていきます。

Webライターがきついと言われる理由

ネットを見ているときついと感じてしまう原因には色々なものがあるようです。

ここでいくつか紹介したいと思います。

  • 最初は案件が取れない
  • 案件探しがかなり面倒
  • 最初は単価が低い
  • 毎日文字を書くことになる
  • 記事によっては作業量に見合わない
  • 身体に負荷がかかる

ではそれぞれ見ていきましょう。

最初は案件が取れない

Webライターを初めて3ヶ月くらいは仕事をあんまり取れません。実績がありませんので。企業はライティング力能力を判断できないorないと見なします。

僕の場合、就活性が何十社もエントリーしまくるように、とにかく案件に応募しまくる日々が続きました。でも成約にいたるのって1/15件だったりします。

初めは精神的に少し消耗するかなと思います。

案件探しがかなり面倒

Webライターは案件に応募するのが少し大変です。最初は1社だけじゃなくて何社も(多いと1日十数社ほど)送る必要があります。

わりと単純作業かつ提案をひたすら送ることになるので、1日1時間くらいは時間を取られます。また、誤字脱字をチェックしたり、応募先ごとに提案文を考えたりするので、結構労力もかかります。

複数の企業と契約できるまでは提案の作業が少し大変で、きついと感じてしまうかもしれません。 

最初は単価が低い

おそらく、ライターとして働き始めてから最初の3か月ぐらいは文字単価1円以下の仕事がほとんどです。なので文字をたくさん書く必要があります。

例えば、文字単価1円の案件をこなして月20万円稼ぐなら、 毎日10,000字を書くことになります。途中で手が痛くなってきますし、数時間集中してパソコンに向かわなければなりません。

もし文字単価がもっと低く0.5円とかだと、「12時間パソコンに向かっている」みたいなこともあり得ます。

文章を書くのが本当に好きなら大丈夫ですが、低い単価で働くと作業量が増えるので結構きついと思います。

毎日文字を書くことになる

月20万円以上稼ごうとすると毎日記事を書く必要があります。文字単価にもよりますが、1日1記事は書かないと、大きく収入を得ることは難しいです。

また納期を決められることがほとんどなので、間に合わせるためには基本的には毎日働かないとだめです。納期によっては、土日に稼働することもあります。僕も Webライターをしていた頃は月に何回も土日に記事を書いてました。

文章を書くことが好きである必要はありませんが、嫌いだと精神的な負担はかかるでしょう。

記事によっては作業量に見合わない

記事によっては報酬と作業量が見合わないこともあります。 

例えば、修正が何回も入る場合。「ここを具体的に書いて」「ここの表現を変えて」みたいな依頼を何回も受けることは少なくありません。また、それに伴って先方とチャットやメールでやり取りをする必要があります。修正が増えるほどコミュニケーションの回数も増えます。

特に最初の頃は、質の高い記事を書くのは難しいので、どうしても修正が多くなりがちです。

高単価(2.5円以上の案件)なら問題ないですが、2円以下の案件を受けていると作業量と報酬が見合わないかもしれません。

身体に負荷がかかる

Web ライターをするとパソコンに向かって座り続ける時間が増えます。この記事数にもよりますが、 最低でも1日3~5時間ほどは座って作業するでしょう。

そのため、 腰や肩が凝りやすくなります。 僕自身、 Web ライターをしていた頃は常に腰や肩がバキバキでした。

また、タイピングをたくさんするので、手が痛くなることも。腱鞘炎になる人もいるみたいです。実際、僕も腱鞘炎になりました。

そのため、「いい椅子を買う」「運動の習慣を身につける」みたいな工夫をしないと、身体的な負担は大きく、きついかもしれません。

Webライターがきつい状態を乗り越える方法

上記の通り、 Webライターにはきついと感じる一面もあります。ですが、心身の負担を減らすことは可能です。

以下のではその対策方法を紹介します。

スキルアップする

まず重要なのが、スキルを身につけることです。

スキルがアップすれば、高単価の案件を獲得しやすくなります。多くの報酬をもらえるようになるので、作業量を減らせます。また、座り続ける時間も少なくなるので、腰や肩への負担も軽減されるでしょう。

Webライターが学ぶべきスキルは以下の通りです。

  • SEO
  • きれいな文章を書く力 
  • 記事をワードプレスに入稿する方法

この中でもSEOと文章力は記事の質を大きく左右するためとても重要です。また、ワードプレスに記事を入稿することを求められることがあるので、そのスキルもあるといいです。

この3つが身につけば、質の高い記事が書けるので、高単価の案件を獲得して、効率よく収入を得られます。

もし、余裕があれば「取材記事」もできるようになると完璧です。取材記事ができるライターさんは少ないので、高単価の案件を取りやすくなります。

不要なスキルは学ばなくてOK

上記の3つのスキル以外は、学ぶ必要はほぼありません。業務で使うことはほとんどありませんので。

例えば、以下のスキルが該当します。

  • html&css
  • セールスライティング

基本的に世に出ている Webライターの仕事の8割は「SEO記事を書くこと」です。そのため、それにあまり関連しないスキルがあっても、「仕事を取りやすくなる」「報酬が増える」みたいなことは少ないです。

むしろ、覚えることが増えるので逆にきつくなるかもしれません。

実績を積み重ねる

実績を積むこともWebライターには欠かせません。

「このくらいの質の記事が書けます」という証明になるので、採用してもらいやすくなります。また、記事の質の高さを証明できれば、高単価の案件も獲得しやすくなるはずです。

加えて、たくさん記事を書くことでSEOの知識や文章力もアップします。

最初の3カ月くらいは低単価でも構わないので、たくさん記事を書いてスキルをアップさせましょう。書いた記事が増えてきたら、 ポートフォリオなどにまとめて案件に応募する際に先方に提出するといいです。

直接契約&文字単価の高いクライアントを見つける

仕事を受ける際はできるだけ直接契約しましょう。クラウドソーシングなどで案件を受けていると、どうしても手数料を取られてしまい、収入が少なくなりがちです。

直接契約すれば、基本的に手数料は発生しないので、効率よく収入を得られます。

加えて、文字単価の高いクライアントを見つけることも重要です。 低い文字単価でしか仕事をくれないクライアントと契約していても、収入はアップさせづらいです。できれば、文字単価2円以上くれるクライアントと契約しましょう。

Webライターの募集は求人サイトに転っているので、定期的にチェックしてみましょう。また、今契約しているクライアントがいれば、文字単価のアップを交渉するのもアリです。

応募&文字単価アップ交渉はスキルは身についてから行う

好きなのない状態で高単価の案件に応募したり、文字単価アップの交渉を行っても通らないことがほとんどです。

「自分が書く記事の質が上がってきたな」と感じた段階で応募や交渉をするようにしましょう。

しばらく記事を書いていると、肌感的に自分の適正価格が分かってきますので、そこを参考にするといいです。

執筆を効率よくする

執筆のスピードを上げることも大事です。スピードが上がればその分、作業時間は短くなるので効率よく報酬を得られます。また、必要があれば作業できる量を増やせるので、たくさん記事を書いて報酬をもらうことも可能です。

記事の執筆スピードを上げるのには以下の方法が効果的です。

  • ブラインドタッチを覚える
  • 音声入力を使う

まずブラインドタッチを覚えれば、 タイピング速度がグッと上昇します。合わせて音声入力(書き起こしの機能)を活用すれば、バーッと話すだけで文章ができあがるので、書くよりも執筆速度は早いです。また、手を動かすことも減るので、体への負担も軽減されるでしょう。

執筆環境を改善する

体への負担を軽減するためには、執筆環境を整えることも大事です。

なるべく疲れない環境で記事を書くことを心がけましょう。体への負担も減りますし、執筆速度も上がるので、効率よく報酬を得られます。

個人的には以下が効果的でした。

  • ゲーミングチェアを使う
  • 少し高めのモニターを買う

ゲーミングチェアを使えば腰や肩へ負担が減るので、長時間作業しても疲れづらくなります。また、2万円くらいのモニターを使えば、画面の色が優しいので目の疲れがましになります。

労働環境が悪くて、仕事が辛くなることも多いので、ぜひ対策をしましょう。 

きつい状態を乗り越えるためにすべきでないこと

前項では、きつい状態を乗り越えるためにすべきこと解説しました。一方ですべきでないこともあります。作業量が増えたり、収入アップにつながらなかったりしてしんどくなるので気をつけましょう。

  • ブログを開設する
  • クラウドソーシングを使い続ける
  • 無暗に案件に応募する

ブログを開設する

ブログを開設して無暗に記事を量産するのはNGです。

SEOの知識や文章力が身につかなければ、作業しても徒労に終わります。また、質の低いブログ記事をポートフォリオなんかに載せてしまうと、スキルがないと思われて採用されずらくなったり、文字単価をアップさせずらくなったりします。

ブログ記事を書くのであれば、SEOや文章力がある程度身についてからにしましょう。最初の3ヶ月くらいは、SEOやライティングの勉強をしつつ、Webライターの仕事に専念するのがおすすめです。もしくは、完全に練習場所ととらえて、ポートフォリオなどには載せずに記事を書きましょう。

クラウドソーシングを使い続ける

前項でもチラッと触れましたが、クラウドソーシングは手数料が取られます。そのため、もらえる収入が低くなりがちです。

また、基本的にクラウドソーシングに出回る仕事は低単価の案件ばかり。ぶっちゃけ、高単価の案件を探しても消耗するだけかなと思います。

「報酬は増えない」「作業量は減らない」みたいな状態が続くので、クラウドソーシングからは脱却することを心がけましょう。クラウドソーシングで10~20件ほどこなしたら、求人サイトなどから直接契約を狙うのがおすすめです。

無暗に案件に応募する

無暗に案件に応募するのも避けた方がいいですね。

求人サイトにはたくさんの案件が載っていますが、無限ではありません。スキルの低い状態で色んな案件に応募してしまうと、のちのち力がついた状態で応募したときに、「あ、この人見たことある。スキルの低い人だ…。」と思われて不採用になりやすいです。

僕は今でこそライターさんを採用する立場にいますが、数年の時間を空けて応募してくださる方を採用するかは少し悩んでしまいます。残念ながらお祈りしたこともありました。

案件にたくさん応募するのは大事ですが、一気に何十社も応募するのは避けましょう。未経験OKや低単価の案件でスキルを磨いてから、高単価の案件に挑戦するなどしてみましょう。

まとめ:Webライターは稼げる!スキルを磨いてつらい状態を脱しよう

今回は、Webライターがつらいのかを解説しました。

ふっくー
ふっくー

基本的に、Webライターは低単価の案件ばかりを受けているとつらいです。高単価の案件を受けられれば、効率よく収入を得られます。

ぜひ、この記事の内容をスキルアップに役立ててくださいね。また、Webライターに興味のある人はまずは気軽に挑戦してみましょう!スキルがあればどんどん収入がアップするはずです。

Webライターの始め方は以下の記事にまとめているので、もしよろしければ参考にしてみてください。

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